1. ホーム
  2. 相続によるマンション売却
  3. ≫相続放棄って何?マンションを相続する前に知っておきたい4つのポイント

相続放棄って何?マンションを相続する前に知っておきたい4つのポイント

相続放棄って何?マンションを相続する前に知っておきたい4つのポイント

親がなくなり、マンションを相続することになったのですが、その時の注意点は何かありますか?


マンションに限らず、資産価値が高いものを相続すると「相続税」がかかる場合があります。つまり、出費が必要となるのです。


じゃあ、不動産だけ相続して、現金を相続しなければ、相続税の費用は持ち出しになるのですか?


その通りです。そのため、相続は慎重に対応する必要があり、相続放棄などの選択肢も検討しながら進めていくのが大事なのです。


相続財産を明確にしよう!

相続をした財産は、相続を受ける側にとって、全てがプラスの財産となるワケではありません。相続財産によってはマイナスになることもあります。そのような財産は相続放棄することもできるのです。

ただ、相続放棄する前に、そもそも相続税がどの程度かかり、どのような仕組みで相続されるかは理解しておきましょう。それらを理解しておかないと相続放棄するかどうかの判断ができません。そこで今回は、相続する前に知っておきたい4つのポイントを解説します。

マンションを相続する前に知っておくこと

マンションを相続する前に知っておくべきことは、そもそもマンションを相続するときにかかるお金です。具体的には相続財産の価額によって相続税がかかります。

また、財産を相続するときには、その財産に借金があったときには借金も引き継ぐことになります。また、その借金分は相続税から引き継ぐことは可能です。これを「債務控除」といいます。財産を相続するときには相続税と一緒に債務控除の仕組みも覚えておきましょう。

相続税について

相続税とは、相続する財産の評価額によって課税される税金です。マンションを相続するときには、「固定資産税評価額」という価額を基に税率が決まります。税率は評価額によって異なるので、詳しくは国税庁ホームページ※1を確認ください。

ちなみに、一般的には不動産の評価額は現金よりも低くなります。そのため、現金で相続するよりも不動産で相続した方が相続税が節税できるのです。

※1国税庁「相続税」
https://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4155.htm

相続税の計算式

相続税の計算式は「(相続税評価額-基礎控除3,000万円-法定相続人×600万円)×税率-控除額」という計算式です。相続税は基礎控除額が大きく、法定相続人の数によって控除額が異なります。

相続税の計算例

仮に、7,000万円の評価額であるマンションを、法定相続人2人の状態で相続したとします。まず、「7,000万円-基礎控除3,000万円-法定相続人2人×600万円」の計算をします。この計算結果で、2,800万円が相続税評価額になるということです。

相続税評価額が2,800万円であれば、税率15%控除額50万円になります。そのため、「2,800万円×15%-50万円」という計算になり、370万円が相続税率になります。

関連記事相続した古いマンションでも売却できる?高値で売却する4つの手順と税金の注意点

債務控除について

債務控除の仕組みは簡単です。単純にプラスの財産から、借金などのマイナスの財産を差し引くだけです。たとえば、先ほど例に出した7,000万円の評価額のマンションの場合には、そのマンションの「住宅ローン借入額」をマイナスとして計上できます。

仮に、このとき5,000万円の借金が残っている場合には、相続税評価額は「7,000万円-5,000万円=2,000万円」になります。つまり、先ほど言った通り4,200万円分の控除額があるので、全て控除でき相続税は0円になります。

相続の承認の放棄について

つづいて、相続を承認するか放棄するかのお話です。冒頭でいったとおり、相続が発生しても、その財産が必ずしもプラスであるとは限りません。そのため、相続を承認するか放棄するかを選択することができるのです。

相続の選択種類

相続をするときの種類としては、「単純相続」「相続放棄」「限定承認」という3種類があります。単純相続とは、民法に基づき相続人同士で協議の上、財産の全てを相続することです。

相続放棄とは、今回の主題である相続を放棄することです。これは、相続財産の「全て」を放棄することであります。限定承認とは、相続財産のプラスマイナスを計算して相続することです。

承認と放棄についての「期間」

相続財産を単純相続するのか放棄するのかを決める期間は、相続開始があったことを知ってから3か月以内になります。そのため、一般的には相続人が亡くなってから3か月以内になります。相続を受けると色々な手続きがあるため、なるべく早めに相続するか否かを判断する必要があります。

細かくいうと、相続開始があったときは「自分が相続人になったことを知った瞬間」になります。たとえば、相続人が複数人いて、かつ遠方にいる場合には自分が相続人になったことを知るタイミングは異なります。

ただ、相続人が複数人いる場合には、相続財産に関しての協議があります。協議が終了しないと財産を承認するか放棄するかの判断ができないので、まずは相続人に遅滞なく相続発生の旨を伝えましょう。

相続放棄の手順

相続放棄する場合には以下のような手順になります。

  • 相続放棄申述書を作成する>
  • 家庭裁判所へ相続放棄の申立てをする
  • 家庭裁判所から受理通知が届く

相続放棄申述書自体は、裁判所のホームページで入手できます。この申述書へ記入する内容自体は複雑ではありませんが、「申述理由」の書き方には注意しましょう。つまり、財産放棄する理由に関してはしっかり記載する必要があるということです。

たとえば、「債務超かで支払いが不可能」などの理由を記載することです。また、相続放棄の申述には「戸籍謄本」なども必要です。詳細は裁判所に問い合わせましょう。

相続放棄の申述が裁判所に受理されると、2週間以内を目途に裁判所から「照会書」が送付されます。その照会書へ必要事項を記載して裁判所へ返送するという流れになります。その後、相続放棄申述受理通知書という書面が郵送され手続きは完了となります。

相続放棄するリスク

ただし、相続放棄すると、基本的に「代襲相続」できなくなるというリスクがあります。代襲相続ができないとは、簡単いうと自分の子供に遺産を引き継ぐことができないということです。

たとえば、相続人の子供が相続放棄するとします。そうなると、自動的に相続人の子供の子供(孫)は相続を受ける権利がなくなるということです。

限定承認について

明らかに相続財産がマイナスになるのであれば、上述した手続きを踏んで相続放棄すれば良いです。ただし、財産が多く評価額が未定な場合には、プラスかマイナスか分からない場合もあります。このような状況の場合には、相続したマイナス財産を相続したプラス財産から返済できます。

もし、フタを開けてみたらマイナスの方が多い場合でも、残った借金を背負うことはありません。一方で、余剰財産があれば相続人は余剰財産を相続できるます。これが限定承認です。

つまり、財産が多い場合などで、「全てを相続するか不明」の場合には、限定承認しておくべきということです。そうすれば、借金が大きい場合でも安心できますし、プラスの場合でも財産を逃すことはありません。限定承認も相続放棄と同様で、自分が相続を知った日から3か月以内での申告が必要です。

まとめ

このように、マンションを相続する前には以下の4つのポイントを理解しておきましょう。

  • 相続税の算出方法を理解しておく
  • 債務控除という仕組みがある点を理解する
  • 相続の承認・放棄の3種類を理解する
  • 相続放棄の手順とリスクを理解する

実際に相続財産が大きい場合には、税理士に相談しましょう。どしても素人知識では限界がありますし、高額な税金になる場合もあるからです。

【完全無料】中古マンション一括査定サイト人気ランキング

  1. HOME4U
    %e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-04-22-29-27

    不動産査定比較サイトの中では、最も知名度がある「HOME4U」は、実績豊富なNTTDATAが提供する不動産一括査定サイト。最大6社から一括見積もりができるので、相場以上の売却先が見つかる可能性が高いです。

  2. スマイスター
    %e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-04-22-36-11

    スマイスターは800社の登録業社の中から、ベストな不動産屋を自動的に選択して査定額を提示してくれるサービス。入力項目が少なく約45秒で登録できるので、ユーザー満足度も高く、人気のサービスです。

  3. イエイ
    イエイ

    1000社以上の登録業社の中から最適な業者を選んでくれる大手比較サイト「イエイ」取引実績も年々増加しており、安心感があります!

お役に立てばシェアしてくださいね。


コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする


※メールアドレスは公開されません。